2019/01/05

一眼レフの総合整備を例にお客様よりお預かりしたカメラへ どのような修理をさせて頂いているのか、日々の仕事の一部をご紹介させていただきます。

2017/01/05

明けまして、おめでとうございます。

昨年は地元を始め県内や関東、また当店がご遠方にもかかわらず

多くのお客様にカメラをお預けいただき

お客様の一台一台それぞれに感謝の一年でした。

修理をしながら感じるのはお預けいただいた方のカメラに対する思い入れの深さです。

ご家族の思い出をともに見てきたカメラや、待ち望んでいた一台。

たとえ同じカメラを探し出せても、その方だからこそ持つべき価値はマネできません。

そんなカメラをお持ちであることに感動しながら

ローレットの溝一本まで綺麗にしてお返し出来たらと励んできた昨年です。

お酒は得意ではないので、年末年始も変わ...

2016/09/08

気が付けば8月も終わり、夏の間の完成を目指していた自作カメラも

順調に後回しになっておりました。

それでもあい間を見つけては微速前進しております。

カメラのシャッターは様々に速度を変更出来、露出を合わせる事ができますが

実際に走る速が変わっているわけでは無いことはご存知の方も多いと思います。

では何が変わることでシャッター速度が変化しているのかと言えば

それは幕と幕の隙間です。

1秒のシャッター速度では、先幕が開いた1秒後に後幕が閉じ始めます。

1/2秒では0.5秒後です。

そのままどんどんシャッター速度を上げて行くと、

高速時には先幕が開いた直後に後...

2016/08/06

カメラを修理した後は分解してしまった分、様々な検査をします。

組み上げ後に写真が撮れる状態になっていなければ修理の意味もありません。

レンズとカメラを組み合わせた状態の無限遠確認も大事な調整や検査です。

これにはコリメーターなど専用の検査機器も用いますが

ピントグラスでフィルム室側から直接確認もします。

簡易的なものではルーペに不要になったフレネルをあてがった

自作のピントグラスもあります。

ルーペなんて言っていますが平たく言えば虫眼鏡です。
 

この虫眼鏡が今回の本題です。

とてもおおざっぱに説明すると、

カメラのレンズは凸レンズや凹レンズを様々に組...

2016/07/13

数年前、カメラの将来像について友人と話したことがありました。

と言っても、フィルムカメラではなくデジタルカメラについてです。

その時は、デジタルカメラのモジュール化を望む話しでした。

レンズやボディーの組み合わせだけでなく、センサーやファインダーも

それぞれ自由に選択できて自分好みの組み合わせでカメラを作れたら

さぞや楽しいだろうと盛り上がったのですが、

今思うとこれはフィルムカメラがまさにこの状態なのではと気付きます。

一度フィルムを入れたらおいそれと交換出来ないフィルムカメラです。

デジタルカメラでは色調を何時でも好みに変えられます。

ですが、セ...

2016/07/06

今フィルムカメラを使う人の中で、フィルムを巻き上げる動作を面倒に思う人は

ほとんど居ないことでしょう。

フィルムカメラも完全機械式から電池を使用するオートになり、

モーターを内蔵した自動巻き上げへと移っていました。

フィルムカメラの進化は出来るだけ便利な方向へ、フィルム装填の面倒さも楽な方式へ

と進んでいましたが、現在フィルムカメラに感じる魅力がその逆にあるのは面白いことです。

今、デジタルカメラに巻き上げレバーはもちろんありません。(一部を除いて)

この事がフィルムカメラの巻き上げのひと手間を価値あるものにしてくれています。

それに、巻き上る小さ...

2016/07/01

フィルムカメラを購入する時、カメラ店で店員さんから説明を聞けるのなら安心ですが、

詳しく状態の説明を聞けない専門外のお店や、ジャンク品から

掘り出し物を探したくなるのもカメラ好きの性です。

先日も夕方、友人から電話がありました。

「今、ハードオフにいるんですけど」

話しはご想像の通りです(笑)

さすがにカメラ修理を仕事にしているので、外見的にどんな酷いジャンク品であっても、

チェックすべき箇所さえ確認できれば購入して部品取りのストックにすることもあります。

一般的には見向きもされない状態のカメラでも、どなたかのカメラに役立つかもしれず

どんな形でも最...

2016/06/25

普段写真を撮っている方からも

「フィルムカメラはちょっと敷居が高い」とか

「難しそうだからデジタルの方がイイ」、

なんて言葉はよく聞きます。

何かきっかけが無ければデジタルを選ぶのは自然なことだと思います。

背面液晶で直ぐに写真を確認できて、数百枚は軽く撮れて、いらない写真は直ぐに消せる。

フィルムカメラを不便に思うのも当然です。

現像やプリントをするまで撮った写真を見ることが出来ないのは怖いかもしれません。

36枚撮りのフィルムの中身が失敗だらけだったら・・・

デジタルなら失敗もその場で直ぐに確認できますしね!

失敗は消してもう一度撮る。

フィルムカメ...

2016/06/17

 カメラ修理には専用工具もありますし、カメラ修理道具として市販されているものもあります。

市販品に関しては、「カメラを分解するだけならこれでもまあいいか」と言う道具から

実際に修理工具として役に立つ物まで様々です。

もちろん、それらの工具も先端を使える形状に加工してから修理に用います。

マイナスドライバーにあっては幅、厚みの違うものが無数ありますし、

全く関係の無い工具を独自に加工して使っているものもあります。

そんな中から少し並べてみました。

病院でよく見かける「膿盆」は、この形がさすがの使いやすさです。

2016/06/15

カメラの修理は基本的に独りただただ机に向かう仕事ですが、

それが孤独な作業かと言えば、けっしてそうではありません。

ご依頼をいただけるお客様がいることももちろんですが、

修理をしているカメラの中からも様々な人を感じることが出来ます。

当店でお預かりする以前の痕跡。

昔、そのカメラを修理したであろう修理人の跡

カメラの内部には時代を越えて支え合う

職人の世界もあったりするのです。

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